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：：2009:04/30/21：32 ++ わが町の見所
それまで栄華を誇った地主には、まさに青天の霹靂と言える農地解放が発令され、小作農家に貸し与えていた農地は全て手放すこととなります。
わが町斐川でも、何軒かの大地主が存在しましたが、この農地解放により次第にその財力は衰退し、大きなお屋敷をもてあますようになったのです。
と、なんだかその時代を見てきたかのようなことを書いていますが、実は戦後のえと一回り生まれ。なにはともあれ、床も腐り、壁は落ち、かつての繁栄の見る影もなく朽ち果てようとしていたこのお屋敷に、斐川町は文化的、歴史的な価値を見出し、修理保存に乗り出したのです。
原鹿豪農屋敷、まだ時間が今よりずっとずっとゆっくり流れていたころの時代の風情を感じさせてくれます。
連休の観光は出雲大社や松江城もいいですが、わが社から10分。秋にはこの歴史的なお屋敷で四社中の神楽の競演もあります。 原鹿豪農屋敷は私の一押しです！
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